警察官採用試験の資格加点のすべてがわかる!役立つおすすめ資格4つも紹介
実際に資格加点を申請して、警察官採用試験に合格した経験のあるぽりが解説していくよ!
そもそも資格加点についてよくわからないな・・・
警察官採用試験の受験で資格加点を活用したいけど、特に資格を持ってない・・・
どうしよう
って思いますよね。
そこで、この記事では
資格加点の基礎から、警察官採用試験の資格加点におすすめの資格など
解説していきます!
- 警察官採用試験の資格加点の基礎知識について
- 資格加点でのおすすめの資格4つ
この記事を読めば、あなたは上手に資格加点を活用して、警察官になれる可能性が上がりますよ!
それでは、詳しく解説していきます!
実際にぼくが申請した資格加点も、実体験をベースに説明するから最後まで楽しみに見てね!
警察官採用試験には資格加点がある
警察官採用試験を受ける際には、取得している資格によって加点がもらえる場合があります。
これは、特定の資格が警察官の職務に有用であると認められているからです。
資格加点を得ることで合格のチャンスが広がりますので、資格の取得を考えることも重要です。
資格加点になる資格の種類3つ
ここでは、資格加点になる資格の一例を3つをお伝えします。
自分が受験する警察のホームページを確認して、どの資格が加点されるのかを確認しよう!
資格①:柔道・剣道などの武道 スポーツ歴
- 柔道・剣道 初段以上
- 中学校を卒業等した後に、全国規模で開催されるスポーツ大会等に選手として出場した経験
警察は必ず柔道や剣道を選択する必要があるので、柔道・剣道経験者は面接等でプラスになる可能性が高いです。
資格②:語学資格
- TOEIC
- 英検
- 他の外国語検定(中国語検定、ハングル能力検定など)
語学力は国際交流や外国人対応の業務で非常に重要です。
高得点や高レベルの語学資格を持っていると、大きな加点が期待できます。
資格③:パソコン・IT関連資格
- 情報処理技術者試験
- ITパスポート
情報技術は、警察の捜査や業務効率化に欠かせないものです。
IT関連の資格を持っていると、捜査支援やデータ分析などで活躍できます。
どのくらい資格加点がされるか4つの警察を例に解説
資格加点は、具体的にどのくらいの点数が加点されるのか解説していきます。
ここでは、
を例にします。
例①:長野県警察の資格加点
引用元:長野県警察
長野県警察の場合は、資格の難易度に比例して配点も変わっていますね。
配点が高い資格はやはり難易度が高いです。
例②:栃木県警察の資格加点
引用元:栃木県警察
栃木県警察の場合も、資格の難易度に比例して配点も変わっていますね。
語学・IT関連の資格が多い傾向は、全国的には一緒です。
例③:警視庁の資格加点
引用元:令和5年度警視庁採用サイト
体力 柔道又は剣道、
その他の武道初段以上 スポーツ歴 全国規模で行われる大会で、全日本選手権、国民体育大会、大学選手権、全国高校総合体育大会又はこれらに準じる大会の出場経験又はこれに類するもの 情報処理 ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者等、経済産業省管轄の国家資格又はこれに類するもの 語学 英語 ○実用英語技能検定(英検):2級以上○TOEIC:470点以上○TOEFL <iBT> 48点以上 <PBT> 460点以上 <CBT> 140点以上○国際連合公用語英語検定(国連英検):C級以上
又はこれらに類するもの中国語 ○中国語検定:3級以上○漢語水平考試:4級以上○中国語コミュニケーション能力検定(TECC):400点以上
又はこれらに類するもの韓国語 ○ハングル能力検定:準2級以上○韓国語能力試験:4級以上
又はこれらに類するものその他 「体力」「情報処理」「語学」に類する資格経歴等 その他警察官の職務執行に有用な資格経歴等
警視庁は具体的な配点については、公表していません。
『その他警察官の職務執行に有用な資格経歴等』
と記載があるので、自分が持っている資格で、
警察官の職務執行に有用な資格や経歴がある!
と自分が思う資格は、全て提出できますね。
例えば、
- 漢検
- 運転免許証(普通免許・大型・二輪等)
- 柔道・剣道以外の武道の段
などが挙げられます。
例④:大阪府警察の資格加点
引用元:大阪府警察
大阪府警察は全国的にも珍しく、資格加点は武道のみですね。
武道の経験のない人が多いですので、資格加点によって有利不利にならない点もあります。
警察官になるうえでおすすめの資格4つ!
警察官になるうえで、おすすめの資格を4つご紹介します。
おすすめ資格の判断基準は、
- 難易度が比較的低い資格
- 警察官採用試験でも活かせる
- 警察官になっても役立つ
と設定しているので、資格取得の挑戦がしやすいですよ。
それでは、詳しく見ていきましょう。
警察おすすめ資格①:TOEIC(R) Speaking & Writing Test スコア470以上
TOEICは、英語のリスニングとリーディング能力を測る試験です。
スコア470以上を取得していると、交番や110番での外国人とのコミュニケーションが求められる場面において役立ちます。
スコア470以上は難易度が低いから、資格加点になるなら挑戦する価値はあるね!
警察官志望者が、TOEICを受けるべき理由は以下の記事で解説しています。
※準備中
警察おすすめ資格②:実用英語技能検定(英検)2級以上
英検(実用英語技能検定)は、英語の総合力を測る試験です。
2級以上を取得していると、日常的な英会話や文章の理解力があると認められます。
英語の問題は、採用試験や警察官になってからも昇任試験に出題されるよ!
だから英検2級を取っておくと、採用試験でも昇任試験でも役立つんだ
警察官志望者が、英検を受けるべき理由は以下の記事で解説しています。
※準備中
警察おすすめ資格③:ITパスポート
ITパスポートは、情報技術の基礎知識を証明する国家資格です。
警察の業務では、データの管理や情報処理が不可欠です。
ITパスポートを取得することで、サイバー犯罪対策や交番や生活安全課で相談を受ける際に、役立つ知識を身につけることができます。
警察官になっても、ITパスポートのような警察本部が作成した試験に合格しないと、自分が志望する部署に行けないこともあるよ
採用試験でも警察官になってからも活きる資格だね
警察官志望者が、ITパスポートを受けるべき理由は以下の記事で解説しています。
※準備中
警察おすすめ資格④:日商簿記3級・2級
日商簿記は、経理や財務に関する知識を証明する資格です。
警察官の業務でも、財務管理や予算の取り扱いが必要になる部署もあります。
日商簿記3級・2級以上を取得していると、財務の基本知識があると認められ、予算管理や経理処理の場面で信頼性が高まります。
簿記があると、自分自身の家計管理や財務の把握に役立つよ
ただ、警察の業務では部署によるけどほぼ使わないけど、自分の生活の役に立つという視点では非常に有効的な資格だよ
警察官志望者が、日商簿記を受けるべき理由は以下の記事で解説しています。
※準備中
ぽりが公務員試験に合格した時に申請した資格加点はスポーツ歴・TOEIC
私が警察官採用試験に合格した時は、
- スポーツ歴(高校生の時にインターハイ出場経験あり)
- TOEIC(スコア470以上)
を提出しました。
自分が現時点で持っている資格や経歴がある場合は、積極的に活用しましょう。
ぼくの場合は、資格加点のために資格を取得はしてないよ
たまたま自分が持っている資格や経歴が、資格加点になったよ
英語留学は一石二鳥だった
私は大学生の時に、3年生の前期にほとんど単位をとり、英語留学に半年ほど行きました。
その結果、以下のようなメリットがありました。
- 警察官採用試験は、英語が得意科目
- 面接で、英語留学に行った強みを伝えられる
- 昇任試験では、英語の問題は落とさない
- 110番や交番、職務質問では外国人を相手にすることが多くなる
英語留学ではなくていいけど、自分の強みを作ることで資格加点や面接で活かせられるからね
警察官採用試験の資格加点に関するよくある質問
それでは、警察官採用試験にある資格加点についてよくある質問をまとめました。
Q1:警察官採用試験でTOEICの資格加点はどのくらい?
まずは、自分が受験する警察がTOEICの資格加点をどのくらいに設定しているかホームページ等で確認しましょう。
長野県警察を例にすると、TOEICの資格加点は以下のような配点で設定していますね。
- TOEIC 500点以上〜8点
- TOEIC 600点以上〜16点
- TOEIC 700点以上〜24点
- TOEIC 800点以上〜32点
Q2:大卒で警察官になるにはどうしたらいい?
高卒でも大卒でも、警察官採用試験に合格しなければ警察官にはなれません。
合格して、巡査として警察学校に入校し
- 大卒〜6ヶ月
- 高卒〜10ヶ月
この期間を訓練して、配属先に配置されます。
警察官になる流れは、以下の記事を参考にしてください。
Q3:警察官の仕事内容はどのようなものがあるの?
警察官の仕事は、本当に幅広いです。
基本的な仕事内容については、以下の記事で説明しています。
まとめ:資格加点を活用して警察官採用試験に合格しよう!
今回は、警察官採用試験の資格加点について説明しました!
おすすめの資格は、以下の4つです。
- 警察おすすめ資格①:TOEIC スコア470以上
- 警察おすすめ資格②:英検2級以上
- 警察おすすめ資格③:ITパスポート
- 警察おすすめ資格④:日商簿記3級・2級以上
警察官採用試験で資格加点が得られる資格は多岐にわたります。
取得している資格が試験にプラスになることで、他の受験者に差をつけることができるため、ぜひ参考にしてみてください。
ただ、資格加点はあくまで補助的な役割です。
まずは、1次試験である教養試験(筆記試験)に全力を注いでくださいね。